1.MACDで自信をもって買うべきポイント


<MACD>(マックディー)
・MACDは、基本となる短期と中期の2本の移動平均線がまずあって、その差(短期線-中期線)であるA(MACD)と、Aを移動平均させたB(シグナル)を算出し、A-B=C(サイン)として、このサインCがプラス転換(MACDがシグナルを下から上抜く現象)したら「買い」、マイナス転換(MACDがシグナルを上から下抜く現象)したら「売り」と判断する指標です。

・Aは2本の移動平均線の差なので、下げ相場ではAの数値はほぼマイナスになります。その移動平均線であるBの数値もまたほぼマイナスになります。しかしながら、例えばAが-5でBが-8だとA-BであるCはプラスなので「買いサイン」となります。また、A-B=0は短基線と中期線が同値の地点、すなわちクロスした地点となります。これをゼロラインと呼びます。
・つまり、同じ買いサインでも、MACDは、
ゼロラインより上で買いサイン・・・①
ゼロラインより下で買いサイン・・・②
の2つの顔があり、売買の時はこれらを意識することが重要になってきます。
・一般に相場は、短中2本の移動平均線のゴールデンクロスで買ったのでは遅く、デッドクロスで売ったのでは遅いのです。
・では、どこで買うべきか。ゴールデンクロスになる前の2本の移動平均線の差が一番開いた近辺で買えればベストです。その地点とは移動平均線の差が拡大していく勢いが次第に弱まり確実に収れんに向かう動きに変化したと認識された地点。
・では、それをどうやって見つけるのか。
・MACDとは基本となる短中2本の移動平均線がまずあり、その差(短期線-中期線)であるA(MACD)は、上昇相場においてはほぼプラスで推移します。上昇相場の下落局面では移動平均線の差であるAは一旦マイナスになります。再度上昇開始して新高値を取りに行く時は揉みあった分のエネルギーが溜まって暴騰することがあり、ここは買い場です。では、Aが最大に拡大してから収れんに向かう地点をどうやって見つけるのか。
・それはAの基調変化を捉えればよい、というのがMACDの考え方です。Aの基調変化を捉える為にはAの移動平均線であるBを求めて、AがBを上抜ければ(ゴールデンクロス)買いサインと考えるのです。
・そして、AとBの差であるCのことをMACDでは「サイン」と呼びます。このサインCがプラスになったら買い、マイナスになったら売りです。
・ところが、MACDは売買のサインを頻繁に出してしまいますのでそれを機械的に追いかけるのはお勧めできません。やがて相場が萎んで持ち合いになると利益にならない売買サインを頻発してしまいます。
・そこで、BBと組み合わせることで、エッジを計る道具として使うのが良いでしょう。MACDとBBを合わせ技で使うと、「自信を持って買うべきポイント」、「自信を持って買ったが損切らねばならないポイント」、「買いたいが買ってはならないポイント」などが見えてきます。

【1.MACDで自信をもって買うべきポイント】
・買い場を待っていた相場がBB拡大を伴って勢いよく下落しBBゼロ近辺まで下げ、かつ、MACDのゼロラインまでの距離が近い時(上記②のケース)、MACDのC(サイン)の下げ止まりを狙います。MACD本来のプラ転の買いサインであるクロスまで待っていると若干遅れてしまうので、ここではより高度なテクニックとして、クロスするものと見切ってサインの下げ止まりを狙うのです。この場合のポイントはクロスするまでの距離が近いこと。また、上にあるゼロラインまでの距離も近いことです。
・やがて相場はCのプラ転とゼロラインクロスを同時に取りに行く為爆騰します。この時、まとまった玉が入っていると、素人筋からインサイダー取引の疑いをかけられてしまいますので注意しましょう。というのは半分冗談ですが、株式の世界というものは、それなりの社会的地位を伴った素人が介入してくる特殊な世界でもあるのです。上場企業の取締役階層や秘密情報を管理するIR担当、社員を管理する人事・コンプラ関係者などの中に、株は情報で上げ下げするものだと仕事の中で教育を受けて妄信してしまっている人々がいます。人間には2種類いて、8割以上の人たちは生まれつきリスクを冒したがらないようです。しかしながら、この生まれつきリスクを冒したがらない人たちの方がサラリーマンとしては出世しやすいということ。そして株取引のようなリスクを伴うことには最初から体が受け付けない体質なのに、株式を発行している上場企業のサラリーマン経営者やその周辺の方々の中には「モノを言う素人軍団」として株式の世界に介入してくる現実もあります。

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